【働く駐在妻】ロンドンで主婦が仕事探ししてみた

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駐妻ちゃん

駐在妻だけど、イギリス現地就職したい。

採用プロセスってどんなことするの?

という悩みを解決します。

この記事では【イギリスの現地企業との採用面接の内容】についてご紹介します。

前回のイギリスで現地就職する方法の続編になります。

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目次

駐在妻、イギリスで仕事探し ポイント

前回はイギリスで現地就職するにあたってどんな仕事探しの方法があるかをご紹介しました。

今回は、仕事探しする上で私が実際に現地で就職活動をしてみて感じたポイントを下記の2点お伝えします。

  1. 狙い目は日系企業の現地法人
  2. パートタイムは正社員より激戦

順番に見ていきましょう。

イギリスで仕事探し① 狙い目は日系企業の現地法人

まず、エージェントからくる案内はほぼ100%日系企業の現地法人です。

もし日系の企業で働きたくない人は、LinkdIn のハンティングか紹介で探すのがよいと思います。

しかし、完全英系の企業に飛び込むには、TOEIC800以下の英語力だとまず厳しいでしょう。

前の記事にも書きましたが、日本の働き方は特殊なので、日系企業の方が日本人同士の方が仕事がやりやすく、信頼もあるため、「できれば日本人を採用したい」と考えてる企業は多いからです。

また、イギリスはこれからブレグジットに向かっていきます。

外国人の雇用には少なからず否定的で、いまより減らしていきたいと考えている企業も少なくありません。

つまりその中で給料も低くなく、ヨーロッパの思考にも慣れていない、英語も得意じゃない日本人の需要はあまり高くありません。

イギリスで仕事探し② パートタイムは正社員より激戦

ヨーロッパでは日本で言う「正社員」「派遣社員」「非正規社員」のような括りと、「フルタイム」の社員と「パートタイム」の社員はちょっと異なります

給料のベースは「フルタイム」も「パートタイム」も同じで、「パートタイム」の社員は働くのが週3日だったり、4時に帰宅したりできます。

働いた時間が短い分、もらえる額がフルタイムの人より少なくなりますが、「パートタイム」だから給料が低いということはありません

ですから、必然的に子供のいる女性や、少しだけ働きたい駐在妻の応募は「パートタイム」の方が多いのです。

しかし、採用している会社は「フルタイム」の社員の募集の方が多いので、できれば「フルタイム」を狙いましょう。

駐在妻、イギリスで仕事探し 採用面接編

次に実際の採用面接の様子について見ていきましょう。

これは私個人の体験であるため、会社や人によっては異なる場合があります。

エージェントから求人がきて、興味のある案件があったらCVを送ってもらうように連絡します。

基本的にエージェントがとれそうな案件をさばいてきてくれるので、CVを送ったものについてはほぼ100%面接にいけるように思います。

紹介でも、リンクトイン経由でも基本は会いたくて連絡をくれているので、まず面接までいけます。

面接概要

わたしは日系企業3社、英系企業1社、イギリス以外の欧州企業1社の面接を受けましたので、そのときの経験を記録したいと思います。

いずれも面接の時間については1時間程度で、場所はオフィスに呼ばれました。

受けた会社 面接の言語 面接の回数 面接官 合否
日系A 英語 1回 イギリス人2名

フランス人1名

(連絡まで半月かかった)

日系B 日本語 1回 日本人1名

(即日メール)

日系C 日本語 1回 日本人2人

(その場で)

英系D 英語 1回 イギリス人2名

(その場で)

他欧州企業E 英語 3回 

(うち2回は電話)

イタリア人1名

日本人1名

(1週間後にメール)

結構受けましたよね(笑)

ちなみに日系A以外の会社については、全て未経験の業界でした。

イギリス現地採用面接の内容

基本的な面接の流れとしては下記のようでした。

  1. 「Tell me about yourself.」自己紹介する。
  2. 「Describe your CV」CV に沿って経歴を説明する。
  3.  面接官からの質問に答える。
  4. 「Any Questions?」と聞かれるので、聞きたいことを質問する。

自己紹介

自分のステータスをまず説明しましょう。

夫の駐在に帯同できているのか、ワーキングホリデーできているのかなど状況を説明します。

外国人を採用するにあたって企業が一番気にしているのは、就労ビザであるか(違法でない)といつまでいてくれるかです。

イギリスは移民が多いので滞在期間が短い人種を採用することに慣れていますので、気にせずいつまでイギリスに滞在予定かを伝えましょう。

経歴を説明しよう

CVに沿って簡単に自分の職務経験を説明します。

面接官からの質問回答

これは日本の就活の面接と基本は変わりません。

英語面接の対策については後ほどお伝えします。

質問はありますか?に対して

これは何でも聞きたいことを聞いてください。

ヨーロッパでは、雇用体系や待遇面の交渉を面接の際に交渉することが多いのです。

ただし、面接官が日本人の場合は言い方は気をつけたほうが得策です。

イギリス現地採用面接の合否について

私は2つの会社に落ちましたが、どちらの会社も面接のその場で落ちるであろう旨を言ってくれました

どきどきする必要がありませんでした(笑)

日系Cについては、メーカーの事務の仕事だったのですが、日本でバリバリ働いてたアピールしすぎたのか

嘘かホントか「多分うちの仕事はつまらないと思います。(笑)」と言われました。

英系Dは公認会計士協会でした。経理の経験すらなかったので「経験者でないと」とフラレました。

本命であった日系Aについては、面接後2週間くらい連絡なく、他の企業の返事をまたせていたのでこちらから催促の電話をしてオファーをもらいました

その後も冬休みに入ったのもあって働くまで2ヶ月くらい待たされました。イギリスではよくあることです(笑)

ロンドンで主婦が仕事探し 面接対策

基本的にどこも同じで、トリッキーな質問はありませんでした。

あえて言うなら、日系Aで「ブレクジット後のビジネスについてうちはどういう対策をとる必要があると思う?」と聞かれました。

私は19年のちょうどブレクジットがいつかで盛り上がっている時期でした。

私はネイティブでも特別英語がうまいわけでもなかったので、面接対策というよりは主に英語対策をしました。

ここでは私が行ったイギリスの英語面接対策を下記3つ紹介します。

  1. よくある質問の回答集を用意
  2. オンライン英会話で練習
  3. わからなかったら聞く

①よくある質問の回答集を用意

よくある質問は英語では「competency based questions」といいます。

私は即興で回答できる自信はなかったので、しっかりと質問回答の準備をしていきました。

「competency based questions」のキーワードで検索してでてきたページにある質問を30問くらい回答を用意し、即興で答えられる自信がなかったので暗記して臨みました。

参考: Top 10 Competency based questions

②オンライン英会話で練習

回答集を暗記したら、オンライン英会話で講師に事前にスクリプトを渡し、自分に質問してもらいます。

そして質問にちゃんと回答できているか確認してもらいます。

私はDMM英会話のフリートークセッションをいつも選び、講師の方に「面接の練習に付き合ってほしい」というと皆さん手慣れた感じで対応してもらえました。

安いし、初回体験は無料ですし、登録して後で辞めてもOKなので、オンライン英会話を始めてみましょう。

英語圏に住む駐在妻がわざわざオンライン英会話を選んだ理由を参考にしてください。

③わからなかったら聞く

対策をしていても、イギリス人の言っていることを100%理解するのは難しいですよね。

質問の内容が100%理解できないと思ったら、だいたい予想して答えるのではなく、「今の質問は、こういう意味ですか?」と聞いていました。

それで落とされたことはないと思います。

イギリスには移民が多いので、イギリス人は英語がうまくない人と話すことに慣れています。

ロンドンで主婦が仕事探ししてみた まとめ

最後は英語の対策みたいになってしまいましたが、現地での実際の面接の様子が伝われば幸いです。

次の記事では、実際イギリスで現地就職してみて、給料や待遇、働き方についてお伝えします。

まずは現地の日系企業の求人をみて対策を考えましょう。

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