仕事を辞めて夫の海外駐在についてきたものの、仕事してないって退屈。
海外に住んでいる間も働きたい!駐妻って働けないの?
ビザの種類とご主人の会社の規定や国にもよるのだけど・・実は働ける場合が多いんだよ。
もし労働ビザを持っているなら現地就職にチャレンジしてみない?
この記事では【イギリスで現地採用されるための就職活動の始め方】をまとめました。
筆者は駐在妻ですが、イギリスへ移住して就職したい方にも向けた内容になっています。
- 駐在妻だけど働きたい人
- イギリスで現地就職したい人
この記事では、下記2点について書きました。
- イギリス ロンドンでの就職活動事
- イギリスで日本人が仕事を見つける方法
イギリス ロンドンで駐妻しながらイギリスで就活して現地就職し、現地では約1年働きました。
駐在妻がイギリスで働くために必要なもの
まず、就職活動をはじめるにあたって用意しておいたほうがいいものを説明します。
用意するべきものは6つです。
- ビザ
- BRP
- CV
- 大学の学位証明書
- 大学の成績証明書
- イギリスの銀行口座
ビザ・BRP・イギリスの銀行口座については絶対必要だよ!
銀行口座はまずはご主人のものでもOK!
順番に見ていきたいと思います。
駐在妻がイギリスで働くために必要なもの① ビザ
イギリスに移住するときに日本でビザを申請してきますよね。
イギリスで働くことのできるビザは下記3種類です。(※英国人、EEA国籍者、永住権保持者などの配偶者ビザを除く)
この中のいずれのビザでも労働しても問題ありません。
- Tier2 General(ワークパーミッド)
- Tier4 General(学生ビザ)
- Tier5 General(YMSビザ、通称ワーキングホリデー)
大体の駐在妻はTier2 の配偶者ビザかと思います。
「配偶者ビザは働けないでしょ」とよく誤解されている方がいますが、実際は国によります。
イギリスはもちろん、私が滞在したことのある国に関しては今まで働けなかったことはありません。
配偶者ビザの場合、ご主人の職種によっては勤務時間に制限がかかることもあります。
必ずビザのスポンサーに確認してください。
職種によって制限があるかもしれませんが、YMSビザを受け入れている企業もたくさんあるので、問題ありません。
ビザはすぐ送付できるようPDF化しておくと便利です。
駐在妻がイギリスで働くために必要なもの② BRP
ビザとBRPがないとイギリスに長期滞在できませんので問題ないと思いますが、これもセットで必要になります。
日本でビザと同様、申請の準備をしてイギリスに着任したあとに受け取りとなります。
私はロンドンの郵便局で受け取りました。
こちらも、すぐ送付できるようPDF化しておくと便利です。
駐在妻がイギリスで働くために必要なもの③ CV
これWord1枚に自分の学歴や職歴などの基本情報をまとめます。
エージェントに登録するとまずCVを送ることを要求されるので、事前に準備しておきましょう。
日本で転職活動する際にも使えますので1枚あると便利です。
私はMBA受験のときに夫と一緒に作ったものと同じものを使っています。
駐在妻がイギリスで働くために必要なもの④ 大学の学位証明書
Certificationのことですね。
大学の卒業証明書は就職活動でほとんどの会社が必要要件としていますので、日本で準備していくのが賢明です。
駐在妻がイギリスで働くために必要なもの⑤ 大学の成績証明書
GPAのことですね。
これは不要の会社も多いのですが、自己申告でGPAの数値だけ聞かれるところもあります。
GPA計算サイトでも計算できますが、可能であればABCで成績を出す英語版の成績証明書をもらっておくのが無難です。
私は最終的に入社した会社がGPAを提出する必要があったので、事前に大学から取り寄せておいてよかったなと思いました。
駐在妻がイギリスで働くために必要なもの⑥ イギリスの銀行口座
おすすめは駐在員のほうが開設のハードルが低いので、夫婦どちらかの口座に片方の名前を追加してジョイント口座にしてもらう方法です。
大抵の銀行はパスポート・ビザ・BRP・住所証明(公共料金の明細など)が2通必要になります。
住所証明(Proof of Address)が結構面倒で、水道・ガスなどの会社に領収証の宛先をご自身の名前も追加してもらう必要があります。
通常はご主人の名前だけなので、Mr. & Mrs. ○○に変更してもらいます。
この場合、高確率で名前の綴りを間違われるので注意!
ただの銀行口座開設かと思いきや。。日本みたいにスムーズにやってくれるわけでもなく、担当の人によって違ったりもするので、なんだかんだ私の個人口座の開設に3ヶ月以上かかりました・・
駐在妻がイギリスで働く方法
やっと本題です。
次にイギリスでの仕事の探し方を見ていきたいと思います。
実際にこっちで職探しをしてみて、下記4つの方法が有効でしたよ。
- 転職エージェント
- MixBで探す
- リンクトイン
- 紹介
駐在妻がイギリスで働く方法① 転職エージェント
イギリスは日本人の現地採用を斡旋してくれるエージェントが充実しています。
迷ったら、最大手のJACリクルートメントに登録するのがおすすめです。
下記4つが有名どころです。
現地の就職活動の雰囲気をつかむためにも、全部登録しておいて損はありません。
どこも日本人が日本語で対応してくれるし、個人的にセンターピープルとアクセスアポインツの人も好きだった。
でも案件数はやはりJACリクルートメント。
①センターピープル
登録するとメールか電話でアポイントの連絡がきますので、メールで事前にCV 、ビザ、BRP情報を送っておきます。
アポはSkypeでも可能です。
②JAC リクルートメント
イギリスのみならず、海外現地就職エージェントの最大手で、最もよいポイントはこの中で唯一、日本にいるときから仕事の相談ができます。
基本的な流れはセンターピープルと同じです。
メールで事前にCV 、ビザ、BRP情報を送っておきます。
アポイントはSkype で対応してくれます。そのときに簡単に英語でCVの説明を求められます。
Skype 面談後、webテストが送られてくるので2週間以内に対応し、返送します。
内容はエクセルスキルとパワーポイントスキルを問うものでした。
また、ウェブテスト完了前でもすぐに求人情報を送ってくれました。
紹介してくれる求人も多くて丁寧で良かったです。
Skype面談後にウェブテストがあります。
③アクセスポイントメンツ
日本人の女性4人で運営されています。
こちらはBankにあるオフィスへ直接呼ばれ、希望内容のヒアリングと簡単な英語の質問がありました。
ウェブテストなどはありませんでした。
人数は少ないのですが、担当の方が丁寧にフォローしてくださいます。
④ピープルファースト
私は登録していないのですが、基本的な流れはセンターピープル、JACとおなじのようです。
MixB にもよく掲載されていますが、求人の数は多そうです。
駐在妻がイギリスで働く方法② MixBで探す
MixBとはいろんな国にあるコミュニティサイトのことです。
求人の他に、メルカリのような売買サイト機能もあります。
イギリスではMixB はかなりアクティブなので活用しない手はありません!
募集している仕事の幅が単発のアルバイトからPeopele Firstが掲載している正社員の求人まで幅広いのが特徴です。
また英語要件が厳しくない仕事も多いため、英語が話せない人はここで日本語のみの仕事を探すことができます。
ただ誰でも投稿できるため、仕事内容を確認して信頼度の低そうな求人の面接には絶対にいかないで!
このサイトを悪用しているひとも少なからずいますので気をつけてね!
駐在妻がイギリスで働く方法③ LinkedIn
ちゃんと使えば、海外求人がリクルーターからどんどんきます!
日本では、登録してるけどあまり使ったことがないという人が多いと思います。
日本でも最近はリンクトインを使ってリクルートしているエージェントも増えているので、これを機にリンクトインを充実させてみてください。
ビジネススクールでリンクトインを使った就職活動の講座を受けたので、その内容については下記の記事を参考にしてください。
駐在妻がイギリスで働く方法③ 紹介
イギリスで現地採用で働いている人は実は紹介で就職している人も意外といます。
一番多い紹介してもらう方法は下記2つでした。
- 赴任する前に日本で働いていた会社にイギリス支店を紹介してもらう。
- イギリスにいる日本人駐在員の知り合いをつくり、その会社に日本人ポジションが空いていないか探してもらう。
ダメもとでお願いしてみたら、かなりの高確率で紹介してもらえます。
なぜなら、できれば現地スタッフも日本人にお願いしたいと考えている日系企業は多いからです。
現地スタッフは、なに人でも基本的に同じ採用で同じ給料体系なので、それなら日本人にお願いしたいですよね。
駐在妻がイギリスで働く方法 まとめ
今回は就活始めるにための準備についてお伝えしました。
もう一度まとめたいと思います。
就活前に準備したいものは下記6つです。
- ビザ
- BRP
- CV
- 大学の学位証明書
- 大学の成績証明書
- イギリスの銀行口座
イギリスの就職活動で活用したい方法は下記4つです。
- 転職エージェント
- MixBで探す
- リンクトイン
- 紹介
イギリスでは働きたい人への制度がかなり整っているので、意外とハードルは低いです。
英語が話せなくても、仕事の数が多いのでたくさんチャンスはありますよ。
駐在元の会社から中止されていないなど確認して、働ける要件が揃っている場合は、ぜひチャレンジしてみてください!
まずは転職エージェントの窓口は日本人ですし、相談からしてみましょう。
\日本からでも無料で相談可能!/
コメント
コメント一覧 (3件)
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[…] 駐在妻ができる副業駐在妻が現地就職してみた駐在妻の帰国後のキャリアどうする? […]
[…] 私も、現地就職を経験したことがあります。現地就職体験談はこちらです。 […]