駐在妻でも稼ぎたいですよね?
今まで自分の稼ぎで生活していた駐在妻にとっては、夫のお金だけで生活するというのは結構ストレス・・。
残念ながら、駐在妻が就職するのはそう簡単ではありません!
しかし、ある条件さえクリアできれば意外にも駐妻就職への道は開かれているのです。
そこで、今回は駐在妻が現地就職するためにはどんな障害をクリアする必要があるか見ていきましょう。
この記事では、下記内容を説明をします。
・駐在妻が現地就職をする前に確認すべきこと2点
・条件をクリアできない駐在妻が働く方法
駐在妻だけど働きたい。駐在妻が働くために突破すべき障害とは?
駐在妻が働けるかどうかについてはまずは2点確認する必要があります。
- ビザについて確認
- 夫の会社に確認する
働くためのビザについての確認
不法な労働をしないための一番大事な条件ですね。
夫の赴任先で働こうとする場合、駐在する夫に帯同するためのビザでは、就労が認められない国もあります。
配偶者ビザ(帯同ビザ)では働くことができない場合は、就労ビザを自分で取得し直してから働くことになります。
日本人居住者の多い国トップ15*については外務省公式ページより、2019年の在留邦人ランキングを参考にしました。※海外に居住している日本人のランキングなので駐在員とは限りません。
この表の帯同ビザで働くことができるかについては各国のビザ情報をまとめているこの記事と各国のビザ公式ページの情報を参考にしました。
上記の15ヶ国以外でも調べていくと香港・アルゼンチンなども帯同ビザでも働くことができるようです。
ヨーロッパは配偶者がEU市民であれば、配偶者ビザでも働くことができるので、日本人駐在員の配偶者ビザについては△としました。ここはよく変わるようなので細かく確認してください。
イギリスについては配偶者ビザで働くことが可能です。
2019年まで実際に働いていたときの就職活動についてはこちらの記事で紹介しています。
規定は毎年変更になる可能性があります。赴任の国や州など個々のケースに応じてよく確認してください。
思ったよりもOKな国多いね!
働けるのか夫の会社に確認する
2つ目に大事なことは、夫の会社にも働いても問題ないかを確認することになります。
これは決まったルールがなく、会社によってかなり規定が違いますので必ずご主人に確認してもらいましょう。
なぜ夫の会社に確認が必要なのか理由は2点です。
- 夫の会社が駐在妻の労働を認めていない場合がある
- 夫の扶養から外れる可能性がある
夫の会社が駐在妻の労働を認めていない場合がある
そもそも帯同で来る家族の労働を認めていないという会社があります。
残念ながら現地採用で正社員・非正規社員として働くことはできません。
その場合は、現地採用ではなく扶養から外れない範囲で在宅ワークで副業をするなどの手があります。そちらを検討してみてください。
え!なんでだめなの?
理由はさまざまですが、安全上の理由で「帯同家族の労働を認めていない」という会社もあるようです。
他には、夫の海外駐在についてきている妻には会社から配偶者手当を払っているのでそれを給料代わりと考えてほしいという意図もあるようです。
これは仕方ないですね。
夫の扶養から外れる可能性がある
ある一定以上の収入を得てしまうとご主人の扶養から外れなければいけない可能性があります。
扶養家族でないと帯同手当がもらえなくなるはずですので、それでも働く意味があるか考える必要があります。。
私の夫の会社では、そもそも扶養家族でないと渡航のフライト代もでませんでした。
他にも保険料などを会社が建て替えてくれている場合もありますので、これも確認が必要です。
海外での収入のみであれば扶養家族のままで働けるという会社もあるので要チェックです。
駐在妻だけど働きたい。フリーで働くには?
ビザ・夫の会社からの許可、以上2点必要になると書きました。
やっぱり、働くのだめそうだった・・
そういう人も多いはずですよね。
その2つの条件にクリアできなかった場合の次のステップを見ていきたいと思います。
- 就労ビザ取得にチャレンジする
- フリーで副業をする
働くために就労ビザ取得にチャレンジする
帯同ビザで働くことを許可していない国に行く予定の人は、就労ビザを自分でとるということに挑戦してみてもよいかもしれません。
現地の会社から就労ビザを発行してもらう
国によっては就労ビザを発行して働いているという駐在妻も見かけました。
自分から現地の就職活動のときに現地の会社に掛け合ってみると、対応できる会社も少なくありません。
例えば、1人日本人を雇ったら現地のローカルスタッフを3人雇わなければいけないという法律があるので、簡単ではありません。
しかし、日本人コミュニティが大きいところはそれだけ日本人ワーカーの需要も多くなるので、決して不可能ではないですよ。
日本人移住者が多い国では、現地就職をしている日本人も少なくないので現地の日本法人はビザ対応にも慣れていたりします。
ワーキングホリデービザを利用する
オーストラリアやヨーロッパでは年々移民が増えてしまったことにより、就労ビザの取得が難しくなっています。
そういう先進国の場合は、ワーキングホリデービザでいくというのも手でしょう。
もしくは、あなたが30歳以下でワーキングホリデー対象国に行く場合はワーホリビザにも同時に申し込んでおくというのも一つの手です。
または留学生ビザで行き、学生に許されている労働時間の範疇で働いているひともいました。
駐在妻だけどフリーで副業する
オンラインでできる副業をするという手があります。
オンラインでどこでも誰でもできる仕事ですから、やはり希望者が多いため単価はそれなりに低くなりがちです。
もし、あなたが特別なスキルを持っている場合は割のいい単価の案件もありますよ。
プログラミングも英語もできない。スキルないし無理!
実はあなたしか知らない経験とかって結構いっぱいあるのよ。自分でも気づいていないスキルってあるかも!
副業については、詳しくは関連記事も見ていただけるとうれしいです。
・現地の企業に就職してしまう場合は日本と同様に給料から控除してくれるので問題ありませんが、フリーランスとして働いている場合は、滞在している国の法律に基づいて納税する必要があります。働いている国の法律を事前に確認しておきましょう。
・1円でも駐在妻が収入を得るのを禁止している会社もあります。これも合わせて夫の会社に確認しておきましょう。
駐在妻だけど働きたい まとめ
駐在妻が働くのも一苦労・・ですね。。
駐在員はなにもかも用意されているのに・・と思ってしまいますが!
駐在妻なのに夫を支えて、さらに自分のキャリアも積もうとしているなんてかなーりすごいです。
海外生活、きっと今後の人生に役に立つ経験になりますよ。
さらに現地就職できれば、収入が得られるだけでなく新しし環境で刺激を得られたり人とのつながりが作れたりもして、スキルアップにつながりますよね。
もし労働が禁止だったとしても、一定の給料の範囲内であれば副業したりも可能ですよ。
はじめからあきらめずに楽しい駐妻ライフを送りましょう。
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