Express VPNの評判はどうなの?安全性は?
という疑問にお答えしていきます。
- Express VPNはちゃんと繋がるのか?安全性はどうか
- Express VPNのメリット・デメリット
- Express VPNの評判は?
海外旅行中に、日本のドラマやアニメを観ようとしても、制限があるため自由に観ることができません。
日本のテレビ局や動画配信サービスによって、著作権保護を理由に、海外からの通信が制限されているためです。
しかし、VPNを利用すると、この制限があっても海外から日本の作品を見られるようになります。
今回はVPNの中から、Express VPNについて紹介します。
Express VPNはちゃんと繋がるのか?安全性は
Express VPNの概要と安全性を解説していきます。
概要は、以下の通りです。
月額 | 1年間:$8.32(約1,083円) 6か月:$9.99(約1,300円) 1か月:$12.95(約1,688円) |
支払方法 | ・クレジットカード ・PayPal ・ビットコイン ・プリペイド/デビットカード ・オンライン送金 |
返金保証 | 30日間 |
運営会社 | Express Technologies Ltd →イギリス領バージン諸島に本拠地がある |
サーバー設置国 | アメリカ、カナダ、ブラジル、イギリス、イタリア、ドイツ、フランス、オーストラリア、日本を含む94か国 |
イスラエルや南アフリカなど、中東・アフリカにもサーバーが設置されているよ。
次は、Express VPNの安全性についてです。
Express VPNでは、次の5つのセキュリティ対策を行っています。
- TrustedServerテクノロジー
- Network Lockキルスイッチ
- プライベートDNS
- 最高クラスの暗号化
- アクティビティログなし、接続ログなし
それでは、1つずつ見ていきましょう。
Express VPNの安全性:TrustedServerテクノロジー
通常のサーバーは、ハードディスクにデータが書き込まれるため、削除や上書きがされるまでは、データが保持されます。
そのため、意図せずにサーバーが機密情報を保持している可能性があるのです。
サーバーがハッキングや押収されると、保持しているデータが危険にさらされてしまいます。
TrustedServerテクノロジーは、こういったリスクを回避するためのものです。
TrustedServerテクノロジーには、以下の4つの特徴があります。
- 揮発性メモリ(RAM)上でサーバーが実行されるため、再起動が行われるとデータが削除される
- ハードドライブにデータが書き込まれるのを防ぐ
- 起動するたびに、最新のソフトウェアスタックが再インストールされる
- すべてのサーバー上で実行されていることを正確に把握する
上記のような特徴によって、サーバーがデータを保持することなく、また脆弱性やOSの設定ミスなどを減らすことができ、安全性を高めています。
Express VPNの安全性:Network Lockキルスイッチ
Network Lockキルスイッチとは、VPN接続の切断時に、保護が回復するまですべてのトラフィックをブロックすることによって、データの安全性を保つ仕組みです。
電源が落ちてしまったときでも、パソコンがスリープモードになったときでも、安全性を保つことができます。
以下の4つでは、基本機能に入っています。
- Windows
- Mac
- Linux
- ルーター
Network Lockによって、ユーザーの情報が外部に漏れることを防ぎ、安全に保護することができるのです。
Express VPNの安全性:プライベートDNS
Express VPNでは、インターネットトラフィックだけではなく、DNSリクエストも外部にさらすことなく、対処することができます。
DNSとは、IPアドレス(インターネット上の住所)とドメイン名(IPアドレスを人間向けに変換した名前)を紐づけるシステムのことです。
一部の無料のDNSサービスは、ユーザーのサイトの閲覧履歴や購買しているサービスの履歴を収集しています。
その情報をもとにプロフィールを作成し、外部に売ることで利益を得ているところもあります。
さらに、暗号化手段を用いていないため、接続を簡単に盗聴することができるのです。
一方、Express VPNなら、DNSリクエストが第三者の手に渡ることはありません。
また、閲覧履歴や接続ログも維持しないので、第三者がユーザーの情報を得ることもできません。
Express VPNの安全性:最高クラスの暗号化
Express VPNで使用されている暗号化規格は、AES-256です。
上記は、アメリカ政府をはじめ、世界中のセキュリティ専門家によって使用されているものになります。
AES-256は、スーパーコンピューターを使用しても解読するのが、ほぼ不可能なレベルの暗号化規格です。
VPNサーバーとコンピューターのトラフィックを、AES-256で暗号化することによって、第三者にのぞき見られることがなくなります。
Express VPNの安全性:アクティビティログなし、接続ログなし
Express VPNは、以下のものを絶対に記録しないと宣言しています。
- IPアドレス
- 閲覧履歴
- トラフィックの行き先/メタデータ
- DNSクエリ
Express VPNで収集する情報は、ユーザーに対するサービスを向上させるために必要なものだけです。
ユーザーのプライバシーを尊重し、アクティビティログと接続ログは収集されないので、安心して利用することができます。
上記のセキュリティ対策は、世界4大監査法人の1つであるPwC(PricewaterhouseCoopers)のお墨付きだよ。
Nord VPNのメリット
メリットは、以下の4つです。
- 何台でも同時接続可能
- 通信ごとに、VPNを利用するか選べる
- 世界94か国、160か所のVPNサーバーロケーション
- 24時間体制のライブチャットサポート
メリット1 何台でも同時接続可能
基本的には、デバイスの同時接続可能な台数は最大で5台です。
しかし、ルーター版Express VPNを設定するか、パソコンからWi-Fiを通じてVPNを共有することで、何台でも同時接続できるようになります。
ルーターは、1つのデバイスとしてカウントされるから、デバイスを何台接続しようと問題ないんだ。
メリット2 通信ごとに、VPNを利用するか選べる
Express VPNの接続方式は、以下の2つを同時に行うことができるスプリットトンネルというものです。
- 一部のデバイスやアプリのトラフィックを、暗号化VPNトンネルに迂回する
- ほかのデバイスやアプリで、直接インターネットへアクセスする
スプリットトンネルを利用すると、以下のようなメリットがあります。
- VPNサーバーの負荷を軽減することによって、通信速度を高めることができる
- VPNを使わずにアクセスすることもできるので、VPNに対応していないWebサイトやアプリも正常に起動できる
通信で取り扱うものによって、VPNで保護するかどうかを切り替えることができるので、ローカルのWebサービスなども使用したい場合に有効です。
メリット3 世界94か国、160か所のVPNサーバーロケーション
基本的に、サーバーとの物理的距離が近いほうが、通信速度が速くなります。
そのため、サーバーが設置されている国の数や場所の数が多いほど、世界中どこでも安定した速度で通信できるようになるのです。
Express VPNでは、アメリカ大陸やヨーロッパだけでなく、中東やアフリカにもサーバーが設置されているため、幅広いエリアで使用できます。
また、多くの国で提供されているのが、仮想サーバーロケーションです。
上記に接続すると、接続が良好な国のサーバーを経由し、選択した国のIPアドレスからトラフィックを発生させます。
Express VPNでは、一貫したスピードで安全に接続するために、厳しい基準があります。
しかし、この基準に合うサーバーを見つけることが難しい国もあるのです。
仮想サーバーロケーションは、そういった国でも同じような品質の接続を実現するために利用されるシステムです。
メリット4 24時間体制のライブチャットサポート
サポートは、24時間いつでも問い合わせすることができるライブチャット形式です。
チャットボックスから日本語で問い合わせると、自動的に英語に翻訳されます。
返信は英語ですが、日本語に翻訳されるので、英語が苦手な方でも対処することができます。
機械が翻訳した文章だから、日本語は少し不自然かもね。
Express VPNのデメリット
デメリットは、以下の2つです。
- ほかのVPNサービスと比べて、料金が高い
- 一部のログは保持される
デメリット1 ほかのVPNサービスと比べて、料金が高い
Express VPNの料金は、1か月で約1700円、12か月で約1100円です。
ほかのVPNサービスとより、比較的割高な価格設定になっています。
VPNサービス | 月額 |
---|---|
NordVPN | 460円(2年) 570円(1年) 1,370円(1か月) |
CyberGhostVPN | 265円(3年+3か月) 375円(2年) 495円(1年) 1,480円(1か月) |
SurfSharkVPN | 309円(2年) 496円(1年) 1,608円(1か月) |
セカイVPN | 1,100円 |
スイカVPN | 717円(2年) 760円(1年) 808円(6か月) 855円(3か月) 950円(1か月) |
Express VPNの3つの料金プランは、すべて30日間の返金保証がついています。
6か月プランや1年プランでも、返金保証があるから、まずは試してみるのもありだね。
デメリット2 一部のログは保持される
Express VPNでは、アクティビティログと接続ログを収集しないと宣言しています。
しかし、ユーザーへのサービスを向上させるために、以下の4つの情報は収集されてしまいます。
- 有効化されたアプリとアプリのバージョン
- VPNサービスに接続した日付
- VPNサーバーロケーションの選択
- 1日あたりの転送されたデータの合計
上記のデータは、個人とインターネット上の行動履歴を一致させることはできません。
これらの情報はすべて、アプリの技術的問題解決や、サービスに関して国ごとのアドバイスを提供するために利用されます。
Express VPNの評判は?
ここからは、Express VPNを実際に使用した人々からの評判を紹介していきます。
使い勝手の良さや、セキュリティ面で評価が高いようでした。
一方で、こういった声もありました。
上記のように、場所によってはつながらないという声もありました。
EXPRESS VPNの評判 まとめ
Express VPNについて、理解していただけましたか?
最後にもう一度、メリットとデメリットをまとめておきます。
メリットには、以下の4つがありました。
- 何台でも同時接続可能
- 通信ごとに、VPNを利用するか選べる
- 世界94か国、160か所のVPNサーバーロケーション
- 24時間体制のライブチャットサポート
デメリットには、以下の2つがありました。
- ほかのVPNサービスと比べて、料金が高い
- 一部のログは保持される
上記のことから、Express VPNは以下のような方々に、おすすめです。
- セキュリティを重視されている方
- 日本語でのサポートが欲しい方
- 何台も同時に接続したい方
これらを参考に、Exxpress VPNの利用を検討してみてください。