海外取引所の中でも人気の高いBybit(バイビット)とBinance(バイナンス)。なんといってもこの2社の特徴は日本非居住者でも使用可能なことです。
また日本の取引所よりも手数料や取り扱い銘柄数の点をはじめとして優れているため、この2つの取引所に仮想通貨を移動させる投資家も増えています。
Bybit(バイビット)とBinance(バイナンス)の違いは?
どっちを使うのがおすすめ?
という人のために2社の取引所を徹底的に比較しました。
- Bybit(バイビット)とBinance(バイナンス) を簡単に比較したい
- Bybit(バイビット)とBinance(バイナンス) のどちらを使うか悩んでいる
結論として、仮想通貨初心者はBybit、仮想通貨取引の経験がある程度ある人はBinanceがおすすめです。
取り扱い通貨の種類が豊富なのは >>Binance公式ホームページ
手数料面でお得なのは >>Bybit公式ホームページ
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Bybit(バイビット)とBinance(バイナンス)を6つの項目で比較
BybitとBinanceについて下記の6項目で比較しました。
- 基本情報
- 手数料
- 安全性
- 取り扱い銘柄数
- ユーザーインターフェース
まずはそれぞれの基本情報から見ていきましょう。
基本情報
基本情報 | Bybit(バイビット) | Binance(バイナンス) |
---|---|---|
CEO | Ben Zhou | Changpeng Zhao |
所在地(登記地) | シンガポール | 香港→マルタ |
設立年度 | 2018年3月 | 2017年7月 |
ユーザー数 | 120万人以上 | 600万人以上 |
BybitとBinanceはどちらも海外の取引所ですが、
Bybitは海外取引所ながら日本語のサポートが手厚く日本人にも人気のある仮想通貨デリバティブ取引専門の取引所です。手数料の安さが魅力の一つです。
また口座開設時に無料でUSDTがもらえるなどのキャンペーンをよく実施しているため、日本でもユーザー数を伸ばしている今注目の取引所です。
Binanceは取引高とまたと取り扱い銘柄の多さから世界最大級の海外仮想通貨取引所として知られています。口座開設が簡単さやスプレッドがないことから仮想通貨の取引量の多いユーザーから圧倒的支持を得ています。
手数料
手数料 | Bybit(バイビット) | Binance(バイナンス) |
---|---|---|
入出金手数料 | 無料 | 入金:無料 出金:通貨による |
取引手数料 | メイカー:-0.025% テイカー:0.075% | 一律0.1% (ただしBNB保有量や取引量などにより変動) |
スワップポイント | 0.01% (対ビットコイン) | |
スプレッド | 0.01% (対ビットコイン) | なし |
Bybitの最大の魅力は業界トップクラスの取引手数料の安さです。また、入金出金ともに無料なので初心者にもわかりやすいのが特徴です。
Binanceの取引手数料は一律0.1%ですが、実際の手数料はバイナンス独自のトークンであるBNBの保有量によって変動します。BNBをたくさん持っていれば持っているほど優遇されるシステムになっています。
バイナンスは取引量の多いユーザーにはかなりお得。
無視できないスプレッドは?
スプレッド | Bybit(バイビット) | Binance(バイナンス) |
---|---|---|
対ビットコイン | 0.01% | なし |
バイナンスは買いも売りも同じ価格なので、価格差によるコストが一切かからないことになります。
一方で、Bybitはスプレッドこそありますが、2021年12月時点で見てビットコインで-150円程度しかスプレッドがありません。これは仮想通貨取引所の中ではかなりスプレッドが狭いといえます。
国内取引所で有名なコインチェックなどは手数料は無料ですが、スプレッドは取引所では0.05%、販売所では6.2%とかなり広めです。
参考までに代表的な国内取引所のスプレッドと比べてみましょう。こうしてみるといかに国内取引所が高いかよくわかりますね。
国内取引所 | 取引所 | 販売所 |
---|---|---|
コインチェック | 0.05% | 6.2% |
bitFlyer | 0.16% | 2.9% |
DMMコイン | – | 0.5% |
GMOコイン | 0.11% | 3.9% |
結果的に手数料並みの金額を損することも多いので、そういう意味ではバイナンス、バイビットの2社はコスト面ではかなりすぐれた取引所といえます。
安全性
安全性の指標 | Bybit(バイビット) | Binance(バイナンス) |
---|---|---|
金融ライセンス | なし | あり |
レバレッジ | 最大100倍 | 最大125倍 |
追加証拠金制度 | なし ゼロカットシステム | なし ゼロカットシステム |
国内取引所は金融庁の規制により最大4倍と決められているので、レバレッジ取引をしたいなら海外取引所を使うべきです。
特にバイビットは最大レバレッジが125倍もかけられるので、少ない資金で取引をしたい人によってはもってこいです。
またゼロカットシステムが採用されているので、掛け金がゼロになる可能性はありますがゼロ以上に損失を抱える、つまり借金を抱える心配はありません。
バイビットは22年現在では金融ライセンスは取得していませんが、一方でバイナンスは21年12月にカナダとバーレーンで規制当局からライセンスを取得したことを発表したので、安全性はより高いといえます。
またセキュリティ対策についてもこの2社は国内取引所よりもかなり前からコールドウォレットや2段階認証、顧客資産分離管理など最先端の対策を導入していました。
セキュリティ対策 | Bybit(バイビット) | Binance(バイナンス) |
---|---|---|
SSL通信 | ○ | – |
2段階認証 | ○ | ○ |
コールドウォレット | ○ | ○ |
取引時暗証番号 | ○ | ○ |
マルチシグネチャ | ○ | – |
ログイン履歴の通知 | ○ | ○ |
アクティビティ記録 | ○ | ○ |
ハッカー潜入検査セキュリティシステム | ○ | – |
国内取引所がセキュリティ対策を強化したのはここ数年なので、コインチェックでハッキングされるなどの事件もありました。
ハッキングといえば、Binanceも2019年にハッキング被害にあいました。それを機にはサイバー攻撃による被害を保障するための「SAFU基金」を創設しており、その後ISO(国際標準化機構)のセキュリティ基準を満たしISO認証を得ました。
また2019年の事件のときもユーザーの資金は全額保証されました。
基本的に仮想通貨取引の損失は国内取引所でもすべて自己責任なので、Binance側の責任で損失があった場合に補償してくるのは大きなメリット!
Bybitでは「ハッカー潜入検査セキュリティシステム」と呼ばれる脆弱性検査をすることで、さらにセキュリティを強化しています。
仮想通貨取引ではハッキングは珍しいことではなく、資金を仮にとられてしまっても補償がありません。セキュリティ対策がしっかりしている取引所を選ぶことはもちろんですが、ユーザーが他に気を付けられることは使うときにVPNを経由して使うことです。
取り扱い銘柄数
Bybit(バイビット) | Binance(バイナンス) | |
---|---|---|
取り扱い銘柄数 | 7種類 | 350種類以上 |
Binanceの一番の魅力は取り扱い銘柄の多さです。約350種類もの通貨を取り扱っています。
国内取引所だと一番多くてもコインチェックの17種類なので、これは圧倒的に凌駕してるといえます。
仮想通貨は22年1月時点すでに6.000種類以上あり、この数は年々増えています。こうした中から将来性のあるコインを見つけることは
草コインに投資して、爆上がりを夢見ることもできる。
多くの取引所で扱っているコインはすでにある程度有名なコインも多いので、バイナンスの取り扱い銘柄から選べば、「SHIBA INU (SHIB)」のように2021年9月の価格と比較して約1,100%ほどまで急騰したりなど、ありえないレベルの資産暴騰も夢ではありません。
一方で、BybitはBinanceに比べるとかなり少なめなので、自分の購入したい通貨があるかどうかは事前に確認が必要です。現在ではビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・リップル(XRP)・イオス(EOS)・テザー(USDT)・チェーンリンク(LINK)・テゾス(XTZ)の7種類を対応しています。
ユーザーインターフェース
機能 | Bybit(バイビット) | Binance(バイナンス) |
---|---|---|
スマホアプリ | iOS、Android、Windows、MacOS | iOS、Android、Windows、MacOS |
日本語サポート | 24時間無休の日本語サポート | 24時間無休の日本語サポート |
問い合わせ | メール・チャット | チャット |
API | ○ | ○ |
日本円入金 | クレジットカード経由なら○ | クレジットカード経由なら○ |
2社とも日本語でスマホアプリから使うことができるので、日本人ユーザーからの評判も高いです。海外取引所で日本語に完全対応しているWEBサイトはあまりないのが日本人ユーザーにハードルを上げていましたが、この点、BybitもBinanceもWEBサイトもチャットサービスも日本語対応でできるので安心です。
一方で、日本人にとって厄介なのは日本円で入金ができないことで、現在はクレジットカード経由でなら直接日本円で仮想通貨を購入できます。
クレジットカード経由は通常よりも手数料がかかるので、まずはコインチェックなどでBTCを購入してからの資金移動もおすすめです。
Bybit(バイビット)とBinance(バイナンス)を徹底比較 まとめ
海外取引所の中でも日本人ユーザーにも人気が高いBybitとBinanceについて比較しました。
どちらも手数料やセキュリティ面で優れている取引所なので、その2点から考えるともはや国内取引所を使う理由はないといってもいいくらいです。
日本語のサポートも充実してきているので、国内取引所にこだわりのない人はこれを機に海外取引所に乗り換えてはいかがでしょうか?
仮想通貨初心者はBybit、仮想通貨取引の経験がある程度ある人はBinanceがおすすめです。
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