大手のコインチェックやbitFlyer、DMMコイン、コインチェックなどは海外在住者の使用を認めていません。(bitFlyerは以前は海外居住者が登録できましたが、21年現在はできません。)
Bybit
Binance
など
コインチェック
bitFlyer(21年以降禁止)
DMMコインなどの国内取引所
・海外居住者が登録できる取引所はBinanceかBybitがおすすめ
・手数料面で最もお得なのはBybit
・ただしBybitは決められた仮想通貨か法定通貨のみ直接送金ができる
日本の仮想通貨取引所の解説は一番のハードルは日本の電話番号認証。これさえ日本でやっておけば実質、開設可能ですが、海外で数か月単位の一定の期間使用は検出されるとアカウント停止のリスクがあります。
そんな中でも海外居住者でも登録することのできる取引所について比較しました。
もし日本にいる人はコインチェックなどの日本の取引所で日本円でビットコインを購入してからバイナンスへの移動がスムーズです。
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海外在住者・駐在員がビットコインを購入できる取引所
結論、海外居住者が仮想通貨取引をするのに総合的におすすめはBybitです。
手数料や使い勝手を総合的に見てもかなりの人が一番におすすめする取引所だと思います。
実際にはBinace、Bybitの他、下記2社が海外から実際に私が試してみて登録することができました。
リキッドバイコインとザイフについては公式HP上には海外在住者は登録ができないと記載されているので、登録自体はできますが海外在住者は辞めておいたほうが無難です。
しかしながら海外の住所でも登録することは可能なので一応ご紹介します。
Binance(バイナンス)
Bybit(バイビット)Liquid by Quoine(リキッドバイコイン)
Zaif(ザイフ)
この4つについてそれぞれ比較してみました。
Binance | Bybit | Liquid by Quoine | Zaif | |
---|---|---|---|---|
取り扱い通貨 | 260種類 | 11種類 | 5通貨 BTC ETH BCH LIQUID COIN XRP | 5通貨 BTC ETH XEM BCH MONA 他10トークン |
入金手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 440円~ (住信ネット銀行からは無料) |
出金手数料 | 通貨により異なる | 無料 (※別途マイニング手数料の支払いが必要) | 通貨により異なる 法定通貨は510円 | 通貨により異なる |
取引手数料 | 最大0.1% (BNB保有量などで変動) | テイカー 0.075%(メイカー -0.025%) | 無料~0.1% (通貨ペアにより変動) | 無料~0.3% (通貨ペアにより変動) |
海外居住者 | ◯ | ○ ※ただし一部地域では不可 | ✕ | ✕ |
スマホアプリ | ◯ | ○ | ◯ | ◯ |
日本円送金 | ✕(クレジットカード経由は可) | ✕(クレジットカード経由は可) | ◯ | ◯ |
日本語対応 | ◯ | ○ | ◯ | ◯ |
下記の地域ではBybitのアクセスは制限されています。
アメリカ ケベック州(カナダ)シンガポール キューバ クリミア セバストポリ イラン シリア 北朝鮮 スーダン 中国本土
それぞれ見ていきましょう。
仮想通貨取引所① Binance(バイナンス)
Binance(バイナンス )は、2017年7月に中国にて設立され、現在マルタ諸島にて本社を構える世界最大の仮想通貨(暗号資産)取引所です。
取り扱いコインの豊富さ、手数料、使いやすさ、セキュリティ、口座開設のスムーズさなど様々な面でメリットがあるのでユーザー数は全世界で約1500万人と世界最大級です。
ただし、Binanceは金融庁より正式な許可を受けていないため、使いにくい点としては日本円での直接送金ができないことです。
銀行の直接送金はできないけど、クレジットカード払いであれば日本円でもできる。
取り扱いのある法定通貨口座をもっている駐在員なら、手数料無料でBinanceを使うことができるね。
日本ではかなり法律が厳しく、海外の暗号資産取引所が金融庁から許可を得るのはかなりハードルが高いため、金融庁の許可を得ていないからといってBinanceが怪しいというわけではなく、むしろセキュリティは世界最高水準といえるほどしっかりしています。
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仮想通貨取引所② Bybit(バイビット)
bybitは2018年から運営している比較的新しいシンガポールの仮想通貨取引所です。
バイナンスと比較すると取り扱い通貨の種類は少ないですが、それでも日本の取引所よりは豊富です。
最大の特徴は手数料が安いことです。
bybitの取引手数料はテイカー・メイカーの2種類のみとなっており、どの通貨ペアも手数料は同じです。
またメイカー手数料がマイナス、つまり。メイカーで注文すると逆に手数料をもらうことができます。(指値注文するとメイカーになれる可能性が高い)
また出金する際に手数料は無料ですが、別途「マイニング手数料」の支払いが必要になり、この「マイニング手数料」が実質の送金手数料となっている点には注意が必要ですが、それを考えても他の取引所よりは手数料は安めの設定と言えるでしょう。
バイナンス同様bybitでも日本円の直接送金はできず、仮想通貨送金が基本になります。
しかしクレジットカード(VISA、Masterのみ)経由でなら日本円でビットコインを購入できます。ただし、手数料は支払金額の4.5%かかるので注意です。
また登録面でもbybitはとても簡単。本人確認の必要がないので即口座開設完了。
あっさり登録できすぎて不安になりますが、開設後にセキュリティ対策として2段階認証をしておけば安心です。
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仮想通貨取引所③ Liquid by Quoine(リキッドバイコイン)
Liquid by Quoine(旧:QUOINEX(コインエクスチェンジ))は金融庁から正式に認められた認可第一号の仮想通貨取引所です。
また多くの仮想通貨取引所がハッキングなどをされた経験がある中、Liquid by Quoineは業務停止命令などを受けたことはなく国内取引所の中ではセキュリティ面でも最高水準といえます。
しかし海外取引については下記のように回答しており、海外在住者の登録は認めていません。
口座開設手続きについては、オンラインで完結し海外の住所でも登録可能ですが、住所確認書類として公共料金の請求書などを提出する必要があります。
主婦が開設する場合は宛名に自分の名前を追記してもらう必要がありました。
仮想通貨取引所④ Zaif(ザイフ)
Zaifの特徴はビットコインとモナコインの現物取引の手数料が-0.01%とむしろ売買するとボーナスがもらえることです。
取り扱いのアルトコインは少ないですが、ビットコインやイーサリアムなどの主要コインのみ買いたいという人には問題ありません。
しかし海外取引については以前は認めていたようですが、現在は海外在住者の登録は認めていません。
しかし実際に試してみたところ、21年5月現在は海外の住所でも登録することができ、住所確認書類などはいらず在留証明か、マインナンバーのみで登録することができます。
2021年11月ザイフはVPNを経由しないと国外からは口座に入れなくなりました。
今後は海外在住者の口座開設は禁止する方針だと記載があるので、海外で使う予定の人はやめておいたほうが無難です。
海外からバイナンスでビットコインを買う方法
以上より、非居住者が海外から使える仮想通貨取引所はバイナンスまたはバイビットになります。
それでは、バイナンスでどうやってビットコインを買うことができるか見ていきましょう。
手数料などのことを考えると最も一般的な方法は『他の仮想通貨取引所(コインチェック)から仮想通貨を送金する』方法です。
具体的には下記の方法があると思います。
- 他の仮想通貨取引所(コインチェック)から仮想通貨を送金する
- 取り扱い外貨でビットコインを購入する
- クレジットカードでビットコインを購入する
他の仮想通貨取引所(コインチェック)から仮想通貨を送金する
一番主流のやり方は仮想通貨を他の取引所で購入し、バイナンスに送金する方法です。
もし日本にまだいる人は、コインチェックなどの大手取引所で口座を開設してビットコインを購入してからバイナンスに移動させておけば海外移住後の仮想通貨の売買が最もスムーズに行えます。
なぜなら、海外で口座開設に時間がかかったり、国によっては外貨送金に国民IDが必要だったりとなかなかすぐには手続きが終わらないことも多い。
方法は「入金」から「仮想通貨」を選択するだけです。
コインチェックはスプレッドは広いですが、手数料無料で何よりも初心者が簡単に口座開設できるので、初心者が開設する取引所としておすすめです。
取り扱い外貨でビットコインを購入する
バイナンスは日本円の取り扱いはありませんが、取り扱いのあるUSDやEURなどの法定通貨であれば「Bank Transfer(銀行送金)」で直接入金することができます。
直接送金であれば手数料無料なので、もし住んでいる国の通貨が取り扱いがある場合はこの方法が一番おすすめです。
方法は「入金」から「法定通貨」を選択するだけです。
クレジットカードでビットコインを購入する
自分の住んでいる国の通貨が対応しておらず、また他の仮想通貨取引所からビットコインを購入することが難しい場合は、最後の手段が使えます。
日本のクレジットカード経由で仮想通貨を購入することもできます。
「カード利用手数料」として10USDか仮想通貨価格の3.5%のどちらか高い方が請求されるので基本的にはおすすめしませんが、他の方法が使えない場合は便利です。
対応しているのはVISAとMASTERのみでJCBなどは使えません。
購入できる仮想通貨は全てではありませんがビットコイン、イーサリアムなどの主要18種類は網羅しています。
やり方は「仮想通貨購入」をクッリクして「代行業者支払い」を選択して、JPYでクレジットカード情報をいれるだけで入金ができます。
着金が反映されるまでに1週間ほどかかるようです。
コインチェックで仮想通貨を購入する方法【海外に出る前にやっておくべき】
では、早速コインチェックの始め方を見ていきましょう。
パソコンは使わずにスマホひとつで5分で簡単に口座開設できます。準備しておくものは、スマホと身分確認書類だけです。
使い方は下記の6ステップです。
口座開設には、日本の電話番号認証が必要です。
海外在住者この時点で、日本の電話番号がないので開設できない。日本にいるうちにやっておこう!
お使いの携帯番号を入力し、SMSを送信します。
その後、SMSに送られてきたコードを入力すれば電話番号認証は完了となります。
登録が済んだら、基本情報の入力を行います。
氏名、性別、生年月日、住所、国籍など個人情報を入力します。
コインチェックのアプリをダウンロードしている方は、本人確認手続きや審査が非常に簡単に行える「カンタン本人確認」が便利です。
しかし、アプリで口座開設をすれば、審査完了後すぐに利用が可能となります。
私もアプリをダウンロードし手続きを行ったため5分程度でカンタンに口座開設ができましたので、スマホから開設するのがおすすめです!
通常の本人確認では、本人確認書類提出後、コインチェックから郵送される、本人確認ハガキが届くまで仮想通貨の取引ができません。
基本情報の入力が終わると、本人確認書類の提出を求められます。
登録可能の本人確認書類は以下のものになります。
・運転免許証
・パスポート
・在留カード
・特別永住者証明書
・運転経歴証明書
・住民基本台帳カード
・個人番号カード(マイナンバーカード)
基本的には、顔写真のついてるもののみ提出可能となります。
確認書類のアップロード時にIDセルフィーを行います。
IDセルフィーとは証明書類を手に持った状態で自撮り撮影することで、これによりセキュリティ性を強化しています。
本人確認書類の提出後、1~2営業日で本人確認書類をコインチェックが確認します。
書類の確認が完了すると、登録メールアドレスに本人確認完了メールと住所確認用書類が登録した住所に郵送されます。
ハガキが届き次第、コインチェックのサービスを利用することができます。
コインチェックでの仮想通貨取引はスマホひとつでカンタンに取引可能です。
コインチェックのスマホアプリは仮想通貨取引所の中でダントツで見やすく使いやすいです。
ぜひスマホアプリで取引を行いましょう。
海外在住者・駐在員がビットコインを購入する方法 まとめ
海外在住者がビットコインなどの仮想通貨を購入する方法を考えてみました。
海外在住者がビットコインを海外から購入するのにおすすめなのはバイナンスです。
ですが、以前はLiquid by QuoineやZaifも海外居住者が使用できたため、まだ口座の開設自体はできるようですが、どちらの公式HPにも【非居住者の口座開設は受け付けていない】と記載されています。
仮想通貨取引所のルールは日々変わりゆくことが多く、できる限りの情報の更新は努めますが本情報も21年12月時点のものであることはご承知おきください。
取り扱い通貨の種類が豊富なのは >>Binance公式ホームページ
手数料面でお得なのは >>Bybit公式ホームページ
もし日本にいる人はコインチェックなどの日本の取引所でビットコインを購入してからバイナンスへの移動がスムーズです。
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